あらすじ
娘の手術費用を稼ぐために、インホ(コン・ユ)は聴覚障害をもった児童が通う学校に赴任する。
希望を胸に登校したインホだったが、慈愛に満ちていると想像していた学校はどこか陰があった。
就職を担保に金を要求され、子供たちに微笑みかけても警戒した眼差しを向けられるばかり。
持ち前の明るさで徐々に子供たちとの距離を狭めるインホだが、とんでもない事実がひとつずつ明らかになっていく。
学校の教師による、生徒への性的暴行と虐待。
信じがたい事実を前に、インホは子供たちを憐れみ、学校に対して憤り、娘を守れるのは自分しかいないという現実に苦悩する。
結局、インホは生徒を助けなければ自分の娘の前でも堂々としていられないと、真相を暴くために立ち上がる。
インホの要請を受けて、人権運動センターに勤めるソ・ユジン(チョン・ユミ)も子供たちを守るために奔走するのだが…。
暴行と虐待を受けつづけた子供たちと、非人道的な行いを繰り返してもお咎めなしの教師たち。
インホは子供たちを守り、現実に立ち向かっていけるのか?
実話をもとにしたコン・ジヨン作家の同名小説が遂に映画化!