あらすじ
美しい自然が広がる江原道(カンウォンド)の山奥にある礼節学堂※1。
学堂の訓将※2をつとめているソンイ(チン・ジヒ)は12歳の若さで大人顔負けの学識と存在感を発揮していた。
ある日、この礼節学堂に、裁判所から一定期間のあいだ社会奉仕をするよう命じられたドゥヨル(アン・ネサン)が訪れる。
妻を失った悲しみからトラブルばかり起こしたドゥヨルは、礼節学堂で更正するよう指導される。
彼を厳しく教えるのは12歳の訓将ソンイ。
実は12年ものあいだ離れ離れになっていた、ドゥヨルの娘だったのだ。
秘密を胸に隠して、ソンイはドゥヨルの教化に取り組む。
後にソンイが自分の娘であることに気付いたドゥヨルだが、2人に許された時間はあまりにも短いものだった…。
※1礼節学堂(イェジョルハッタン):礼節を教える塾
※2訓将(フンジャン):高麗時代~朝鮮時代の補習塾の教師