あらすじ
天才法医学者※ユン・ジフン(パク・シニャン)と、検察官のコ・タギョン(キム・アジュン)は、遺体を剖検していた。
遺体の身元は、人気韓流アイドルグループ「Voice(ボイス)」のメンバー、ソ・ユニョン(超新星/ゴニル)。
62時間前、歓声の中で登場するはずだったユニョンは息を引き取った状態で発見され、コンサート会場は一瞬にして殺人現場となった。
現場にはすぐに強力班(凶悪犯罪課)の女検事チョン・ウジン(オム・ジウォン)が到着し、クールに現場を指揮する。
鑑識をつとめるのは新米のタギョン。こうしてタギョンの初仕事が始まり、熱血刑事チェ・イハン(チョン・ギョウン)とウジンは、死んだユニョンの周辺人物を洗い始める。
一方、聴聞会では法医学界の第一人者イ・ミョンハン(チョン・グァンリョル)とジフンが対立していた。故人は自然死だったと報告するミョンハンにジフンは事故死だったと意見し、権力を得るために手段を選ばないミョンハンと、法医学は科学的で客観的であるべきだと思うジフンの溝はますます深まる。
そんな2人に、コンサート会場で死亡したアイドル、ユニョンの剖検が舞い込む。
当初、執刀はジフンが担当するはずだったのだが、事件の裏の勢力によって、ウジンが執刀医にミョンハンを指名。
ジフンは外部の力や私的な感情で剖検を行ってはいけないと反発するが取り合ってもらえず、検察が事件を隠蔽しようとしていると察して、とんでもない行動に出る。
遺体を入れ替えて、当初の予定通り自分がユニョンを剖検しようというのだ。
そこに、いつも問題だらけのタギョンが立ちはだかり、仕方なくジフンはタギョンを連れて部検室へと入り—…。
彼らは遺体が残した"サイン"を見つけ出すことができるのか?
※法医学:死因・死亡時刻・血液型・親子鑑定などを扱う応用医学の一分科。