あらすじ
「私、家を出ようと思うの」
いつもと変わらない、ある平凡な一日。出張に行く妻(イム・スジョン)を車で送る途中、妻は飲料水を差し出すかのように、恋人ができたから家を出ると口にする。
「俺は大丈夫だから…」
妻の恋人が迎えに来る日、一度も理由を聞かなかった夫(ヒョンビン)は、荷造りをする妻のために大切にしていたマグカップを包んでやり、おいしいコーヒーを淹れる。
次々に出てくる思い出の品は2人に過去の記憶を思い出させる。
時間が経つにつれて妻は夫の配慮に腹をたて、そんな自分自身に動揺する。
野良猫がどこかに隠れてしまったから、雨で橋が使えなくなったから。口実をつけて2人はもう一日一緒に過ごすことになる。
最後の日はどのようにやってくるのか…?