あらすじ
【宗家(チョンガ)】とは、一族の中心となる家元を指す。
ハ氏一族の長孫ハ・マンギ(シン・グ)は、名家の家元に生まれたにも関わらず、大変な幼少期を送った。
家を失い、男手だけで育てられ、食事もろくに取れないほど苦しい生活を送っていたのだが、どんなに生活が苦しくても宗家の跡取りに変わりない。
古びた族譜だけを大切にする父親を見ながら、自分が誰なのか、何者なのかを忘れないことが生きる道だと考えてきた。
そんなマンギも70代後半。息子1人、孫3人を抱えて、会社をつくる礎を築いた。
「一族を立てなおしたい」
マンギの思いとは裏腹に、曾叔父が亡くなってからというもの一族に数々の至難が訪れる。
まずは双子の孫スヨン(チョン・ノミン)とテヨン(キム・ソンミン)。
双子の弟テヨンはホテルで浮気をしていたところを現行犯逮捕され、同じホテルで兄スヨンの妻で義姉にあたるヨンヒ(キム・イェリョン)を偶然目撃する。自分だけでなく、義姉も若い男とホテルに宿泊した事実を知りもみあいに。その後、離婚騒動に発展する。
孫で長女のダナ(ユン・ジョンヒ)は、双子の兄が騒動に巻き込まれて兄嫁たちが去っていくなか、黙々と宗家の仕事をこなした。鼻持ちならない成金息子イ・ガンソク(パク・シフ)がしゃくに障るのだが、それが後にハ家とイ家を揺るがず仲に!?
孫だけでなく息子ソクホ(ソ・インソク)にも事件が起きる。ソクホはマンギと同じく一人息子で、19歳で名家の娘を嫁にもらいスヨン、テヨン、ダナをもうけたのだが、妻が30代後半で他界。大学の後輩との恋愛が、後に大問題を引き起こす。
核家族化が進む韓国で、家族、一族、愛とは何なのかを問う感動のロマンス・ホームドラマ!