あらすじ
百済滅亡期に活躍する若者達の愛を描いたドラマ。一時、百済の全盛期を作ったウィジャ王が、キム・ユシンが送った'クマ'という巫女におぼれて国政を疎んじる。'ジュ(ソン・ユリ)'王女はこれを責めて、宮外に追い出されてしまう。失望した王女を'ボクシン'は、自分の家に連れて行く。子供時代に貴族学校で一緒に教育を受けた'アリ(ソ・ジソブ)'と再会した二人は、ひと目でひき合う。一方、滅亡したカヤの王族だと身分を偽って'ボクシン'の家に滞在しながら南プヨの情勢を秘かに探っていた'ユソク(キム・ナムジン)'は、自分でも気づかないうちに王女を愛するようになり、自分を兄弟のように思ってくれている'アリ'と愛する王女をいつかは裏切らなければならない自分の運命に苦しむ。
ナダン連合軍によって都城が陥落されると'ボクシン'は、日本へ行っている'プンジャン'王子を呼び寄せて復興運動を導こうとし、王女が'プンジャン'王子を連れて来る任務を引き受けて'ユソク'と旅に出る。王女一行が旅に出た後'ユソク'の正体を知った'アリ'は、急いで王女一行を追いかける。'ユソク'の罠にはまって護衛軍師を全て失い絶壁のふちに追われた王女は、必死に対抗する。一歩遅れて来た'アリ'と'ユソク'の決闘が始まるが、王女に飛んで来た矢を代わりに受けた'アリ'が死ぬが…。