あらすじ
もう、誰も愛せないと思っていた—…。
将来を期待されていたシェフのスイン(キム・ナムギル)は、浮気をした妻を殺害したという無実の罪を負い、終身刑を宣告される。
愛する妻を失った悲しみと、信じていた人から裏切られたという事実が彼を追い詰め、スインはあらゆる感情に耐えながら刑務所でつらい日々を送っていた。
そんなある日、新しく刑務所に入ってきた囚人のサンビョン(チョン・ユンミン)の助けを借りて、スインは脱獄に成功する。
追われる身のスインは、行くあてもなくサンビョンから聞いた「カフェ ルート」に寄り、ミア(ファンウ・スレ)に出会う。
ミアは愛するサンビョンを失って、誰にも心を開かなくなっていた。
そんな彼女を見て、スミンは自分とミアの姿を重ねる。
ミアもまたスインを哀れみ、少しずつ心を開くようになるのだった。
もう二度と誰かを愛すことはないと思っていた2人に、激しい感情が吹き荒れ始めるのだが…。