あらすじ
韓国のファッションスポット、東大門市場。
そこに、小売商の間をかきわけながら走り回る男、オ・デサン(クォン・サンウ)がいた。
すらりとした体型にトレンディーな装いの彼は、現在ファッションの激戦区・東大門市場で急浮上中のフリーコーディネーターだ。
とにかく、毎日「大ヒット」を求めてかけずり回っている。
一方、パリでデザインを学んでいたソ・ユジン(ユナ)は、父の訃報を聞いて韓国に帰国する。
デザイナーを目指していただけに、コピー製品と安物が出回る東大門市場をつねづね恥ずかしく思っていたユジンだが、父が死んで当面の金に困るようになって、腹をくくる。
正体不明のチンピラ、テサンとともに、東大門市場に飛び込んだのだ。
そんなある日、テサンの前に自分と同じ顔をした男、イ・ジュニ(クォン・サンウ)が現れる。
お互い驚きを隠せない2人だが、後にジュニは顔が似ていることを利用して、テサンにある仕事を依頼する。
財閥三世のジュニの代役を、テサンに1ヵ月つとめろと言うのだ。
裏ではジュニの腹違いの兄、イ・ジェミン(ソン・チャンウィ)が、ジュニに会社を渡すまいと意思を固めていて…。