あらすじ
このドラマは、ある母と娘の結婚話だ。未亡人の母と娘が後に先にと結婚して、各自の家庭を築きながら様々な困難に処する。ところで母と娘の性格は全く違う。愛嬌のある狐のような母と愛嬌はないが従順な娘。同じ状況でも対処する人の性格と年令によって結果がどれだけ変わるかを面白く軽快に描いたドラマ。恋愛と同じように結婚生活でも愛するには技術が必要だ。幸福は、勇気を持って争取する者の味方なのだから。中年の再婚と新婚の離婚。
そしてバラバラになった家庭がひとつになるまでの過程を通じてこの時代、家族の意味、愛の意味に対して考える。最近は、これ以上離婚は悪い、我慢して生活しなければならないと主張できない時代だ。離婚率の高くなる理由は、逆説的に言ってそれぞれに家庭の比重がもっと大きくなったからではないか? 世の中はますますきびしくなって、人間は疎外されて行く。こんな時代に家庭はもしかしたら最後の心休める空間ではないか。結婚生活には夫婦間の愛情が大切だ。結婚したからただ我慢して生活するのではなく、花を育てるようにいつも努力して愛情を育てて行かなければならないということを伝えるドラマ。