あらすじ
堂々とした職場より中身があって温かいポケットを望んだドゥスは、秘密裏に可楽市場で仕事をする。
毎日腰が曲がるつらい労働と奴隷契約書を前面に掲げた社長のわがままにも屈しないドゥスには隠された才能があったため、それなりに将棋盤の隠れた達人だったのだ!可楽市場の将棋盤を席巻し、実力一つで痛快に悪人を懲らしめたりもし、賭け技にはまった社長を義父にしたりするなど大活躍を繰り広げる。
ある日、真の高段者たちの真剣勝負が繰り広げられる将棋盤の武林、タプコル公園の噂を聞いたドゥスは、タプコル公園前をぶらぶらしていて偶然高校時代に片思いしたミンジュと再会する。チェ・ゲバラが好きだったミンジュは、ホームレスが集まる「タシソギセンター撤去反対署名運動」をしていたのだ。
ミンジュと共にホームレスたちを助けながら、ドゥスは久しぶりにやりがいと楽しさ、人生の意欲を感じるようになる。
タシソギセンターを撤去しようとする建物のオーナー パク・ヨンガムが賭け将棋の帝王であることを知ったドゥスは、センターを守るために一生一代の将棋対決に挑戦することになるが…