あらすじ
1942年5月、朝鮮軍司令部の提案により全国を回りながら就職を口実に負傷兵士たちの世話をする女性を募集し、釜山、台湾、シンガポールを経てミャンマーにある日本軍「慰安婦」収容所に送る。
1944年8月、連合軍と中国軍に押された日本軍と捕まった朝鮮人女性たちは、連合国の捕虜となり通訳もなしに日本語と英語で尋問を受けたあと、インド各地に散らばる。
そして発見された「慰安婦」20人について記録した『米戦時情報局49番尋問報告書』には、「朝鮮人「慰安婦」は金儲けに乗り出した売春婦だ」と書かれていた。
20人のうち行方が分かるたった一人、「ココスニ」という名前の手がかりを追跡し、記録の中に隠された真実を明らかにしていく…