あらすじ
「この村の昔話、何でもいいです」映画監督のテフンは新しい映画を撮るため、日本の奈良県五條市を訪れる。
助監督ミジョンとともに衰退していく村のあちこちを歩き回りながら、そこに住む人々にインタビューし、村の人々は自身の記憶を答える。旅立つ前日の夜、変な夢から覚めたテフンは、花火が始まったばかりの夜空を静かに見上げるが…
「今夜、花火大会に一緒に行きませんか?」韓国から一人で旅行に来たヘジョンは、駅前案内所で父親の故郷、五條市に定着して柿を栽培しながら暮らす青年ユウスケに偶然出会う。ガイドを自任する彼と一緒に歩きながら道の上で多くの対話を交わす2人。いつのまにか日が暮れて星が昇る夜、ユウスケは自分の心を慎重に告白するが…