あらすじ
1979年、女子大生のソウン(キム・ハヌル)は、ひょんなことから古びた無線機を手にする。
突然の信号音に驚きながらも、ソウンは恐る恐る無線機に口を当てる。
信号を送ってきた相手は、ソウンと同じ大学に通う男子生徒イン(ユ・ジテ)。
アマチュア無線機に熱をあげているインは、積極的にアプローチしてくるヒョンジ(ハ・ジウォン)に目もくれず、時間があればこうして無線機を楽しんでいるのだ。
同じ学校に通っていることを知った2人は、学校の時計台の下で会う約束をする。
しかし、いくら待っても待ち合わせ場所に相手が来ない。
約束をすっぽかされたと腹を立てる2人だが、ソウンもインも、間違いなく同じ時間、同じ場所に立っていた。
なぜ2人は会えなかったのか?
お互いのズレを感じた2人は、信じられない事実を知ることになる。
1979年と2000年。
21年の歳月を飛び越えて、信号を送り合っていたのだ。
驚きながらも親しくなるソウンとジイン。
果たして、2人は顔を合わせることができるのか…?