あらすじ
孤児院育ちのボクサー、ジュノ(イ・ビョンホン)は、お金のためなら八百長試合もする男。借金の取立て屋をしながらボクシングを続けるのは、テレビに出て、生き別れた母親を探すためでもあった。
ジュノは、自分をチャンピオンにすべく声をかけてきたチョ会長(ソン・ジェホ)とマネージメント契約を結ぶ。
ある日ジュノは、取立てに行った先で偶然ソニョン(シム・ウナ)を見かけ、一目ぼれする。
翌日、債務者を追いかけていたジュノは、ソニョンの運転する車にひかれ、ソニョンの父が営む産婦人科に運ばれる。ソニョンは、結婚して間もなく夫を亡くし、双子のジュン・ウォンと共に父親の家で暮らしていた。
ジュノは、病院からの帰り際、隣の食堂で客と言い争う女主人を見て驚く。彼女こそ、ジュノが探し続けていた母親だったのだ。