あらすじ
大韓民国男児であれば、避けることのできない“兵役の義務”。だがその過酷な訓練には、脱走する者も少なくなくて…
アン・ジュノ(チョン・ヘイン)は、入隊当日に家族誰も見送りに来てくれない、そんな家庭で育った。
幼い頃から父は母に暴力を振るい金を奪う日々。そんな父に殴られないようボクシングも習った。
入隊後、部内での後輩いびりはひどいもので、逆らえないことを良いことになんでもやりたい放題の先輩兵士。最初はジュノも標的にされたが怯える風もなく、ただやり過ごすのだった。
そんな彼はある日、軍務離脱担当官パク・ボムグ中士との面談である脱走兵のことを知る。ずば抜けた推理力を持っていた彼はその兵士の行動を推理し、中士に伝えるのだが新兵の言い分など聞き入れてもらえるはずはなく…。
だが後日、ジュノのもとを訪ねてきた中士は、ジュノの推理が当たっていたとし、彼を軍務離脱逮捕組(D.P.)に勧誘する!