あらすじ
チョルミン(チョン・ウソン)にはあだ名がある。
いつもどこか抜けたように見える彼につけられたあだ名、それが「トンケ(役立たず、駄犬)」だ。
早くに母を亡くし、父と2人きりで生きてきたチョルミンは、あだ名のごとく毎日を「ただ何となく」生きる。
テレビを観てへらへら笑い、卵焼きひとつで父とケンカし、家事を手伝うのが精一杯。
刑事の父(キム・ガプス)はそんな息子に呆れて釘を指すが、チョルミンの怠けた生活は改善されない。
そんなある日、父がジョンエ(オム・ジウォン)を連れてきて、「これから兄妹のように過ごせ」とだけ言い放ち、3人の生活が始まる。
初めはぎこちなかった家族もいつしか慣れていき、チョルミンのダラダラした生活はジョンエと友達の事件によって変わっていく。
何も考えず「トンケ」として生きてきた彼が、心で考えて動くようになったのだ…。