あらすじ
フリマアプリ「ウドンマーケット」の企画者である、キム・アンナ(コ・ウォニ)。彼女の勤める会社は、自分たちの名前を英語の名前にするという一風変わった会社だった。アンナは給料日だけを心待ちにして一日一日仕事をこなし、退勤後は大好きなクラシックを聴く、平凡な生活を送り、そんな風変わりな会社に対しても疑問を持ったりすることはなかった。
だが最近は、アプリ開発者ケビン(キム・ヨン)とトラブルが起こり、仕事がやりづらくなっていた。ユーザーから寄せられたアプリ不具合の声をケビンに伝えるのだが、その度彼は不機嫌になり、そのうち、それら問い合わせの数々をアンナが作り出したかのように受け取るようになってしまったのだ…。
そんなある日、上司デイビット(オ・ミンソク)から、ヘビーユーザーであるユーザー名“コブギアル”に会ってみるのはどうかと提案される。
取引相手を装い、“コブギアル”に会ったアンナ。
「仕事をしていて、おかしいとか、理解できないとか思ったことはないですか?」
“コブギアル”からそう問いかけられ、全く考えたこともなかった質問に戸惑うも、これまでの違和感を思い返す。
英語の名前を使うこと、ユーザーのプロフィール写真に文句をつけ変えさせようとする上司、定時退勤する社員に不満をもらす理事…。
その出会いから、アンナのこれまでの仕事への価値観が変わることに!