あらすじ
強豪として名を馳せた伝統あるマンセ高校テコンドー部も、今は三流チームに転落し、それなりの成果一つ挙げられない有様。
2週間後に迫った全国大会の予選通過さえ危ういというのに、必死なのはソク校長とコ監督、そして主将のミンギュ(ヒョンビン)だけだ。
そんなある日、満員バスの中で乱闘が勃発。マンセ高校のボス、ヨンゲク(キム・ドンワン)とその一党が、自分たちの座っているバス後方に立ち入らせまいと引いた境界線を、その場の空気を読めないテコンドー部員が踏んでしまったからだ。
テコンドー部員は病院に搬送され、ヨンゲク一党は留置場へ入るはめに。ほとんどの部員が使い物にならなくなったテコンドー部は、廃部の危機に陥ってしまう。
ヨンゲクらには全員退学という重い処罰が待っていたが、テコンドー部栄光の復活を夢見ていたソク校長は、ヨンゲクらのケンカの実力に目をつけ、ある提案をする。
ヨンゲクらがテコンドー部に入部し、全国大会の予選だけでも通過することができたら、退学を免除してやるというのだ。
新生テコンドー部の奮闘が始まる…。