あらすじ
どしゃ降りの雨の日、大学生のインウ(イ・ビョンホン)は、自分の傘に突然飛び込んで来た美しい女性に一目ぼれする。
以来、彼女を探し求め、思い出の傘を手に彼女の去ったバス停で待ち続けるインウ。
そんなある時、インウは思いがけず大学のキャンパスで彼女の姿を目にする。
彼女は、同じ大学の彫刻科に通うテヒ(イ・ウンジュ)だった。
インウは彫刻科のクラスに紛れ込み、次第にテヒと親しくなっていく。
やがて、深く愛し合うようになる2人。
兵役に行く夜、インウはヨンサン駅でテヒを待っていた。
少し遅れても絶対に待っていてというテヒの言葉を信じて。
しかし、朝になってもテヒは現れなかった。
17年後。
高校の国語教師であるインウは、担任になったクラスの生徒ヒョンビン(ヨ・ヒョンス)が気になっていた。
ヒョンビンの言動が、忘れられない初恋の女性テヒと、あまりにも似通っていたからだ。
ヒョンビンの中にテヒの姿を見ている自分に気がつき、戸惑うインウ。
そんなインウをさらに驚かせることが起こる…。