あらすじ
最高検察庁刑事法制団に所属する、検事のシモク(チョ・スンウ)は、2年間に及ぶトンヨン市庁での勤務を終え、新しい勤務地への移動まで残り一週間を切っていた。
ある日の退勤後、自分の送別会に向かう途中、トンヨン海岸の海沿いを通ったシモクは、濃い霧の中にも関わらず、海へと通じる立ち入り禁止の統制線が切れているのを見て、再び統制線を張るように電話で指示する。
そして送別会の場所に到着すると、自分の通ってきた道を救急車が進んでいくのを発見する。先程通ってきた海岸線へと戻ると、そこには2人の学生が海で溺死するという事件が起きていた。
3人で旅行に来た彼らのうち、2人が酒を飲んで海に入り、そのまま溺死したものだった。
一方、その頃、刑事のヨジン(ペ・ドゥナ)は家でSNSを見ていると、トンヨン海岸で撮影されたあるカップルの写真を発見する。
そこには「立ち入り禁止」の張り紙がある前で写真を撮る1組のカップルの写真が。
だが、ヨジンがSNSを見ている途中に写真は削除されてしまった。
次の日、出勤途中のラジオで、昨日のトンヨン海岸での事件を耳にしたヨジンは、昨日のSNSに映っていたカップルと何かしら関係があるのではないかと直感する。
すぐにシモクに連絡したヨジンは、SNSからカップルの男の住所を特定する。
ヨジン達はその男たちが統制線を切ったと疑いの目を向けるが、この単なる溺死事件だと思われた事件が、実は思いもよらない事件の幕開けで…。