あらすじ
絵本作家志望のジョンミン(チョン・ジヒョン)は20歳で大学を中退し、祖父の営む書店を手伝いながら絵を描いている。
ジョンミンは、外で絵を描いている時、近所に越して来たばかりのヒョンジュン(パク・シニャン)と出会う。
ヒョンジュンは30歳で、小鳥屋を開いたばかりだった。
ある日、ジョンミンの部屋に白い伝書鳩が飛び込んでくる。
鳩の足には、死んだ恋人に宛てた青年の手紙がついていた。
手紙に心を動かされたジョンミンは、その見知らぬ青年に返事を書き、青いスカーフを結んで鳩を飛ばす。
鳩は、ヒョンジュンのところへ戻っていった。
ヒョンジュンは、青いスカーフを見て驚く。
それは、死んだ恋人が伝書鳩と一緒に贈ってくれたものにそっくりだったのだ。
為替ディーラーとして第一線で活躍していたヒョンジュンは、恋人を失ったショックで仕事を辞め、恋人の思い出の場所であるこの町に引越して来た。
そしてここは、兵役時代に文通をしていた女の子が住んでいる町でもあった。
ヒョンジュンは、返事を書いて再び鳩を飛ばす。