作品ガイド

広告会社で働くギョヨン（イム・ファヨン）は、遅刻ばかりの平凡な会社員。

ある日、いつものように遅刻ギリギリで乗り込んだ会社のエレベーターで、謎の青年に話しかけられる。

「この会社は昼食時間が決まっていますか？」、「出勤時間は何時ですか？」、「残業手当はつくんですか？」と謎の青年からの質問にタジタジのギョヨン。

やっとの事でデスクにつくと、ギョヨンの上司で部長であるジンテ（パク・チョルミン）は「俺の時はな…」といつもの古臭い説教を始めた。

先日課長に昇進していたギョヨンは、ジンテから自分の代わりに新入社員の面接に出て欲しいと頼まれる。

するとその面接会場に、朝エレベーターで話しかけられた謎の青年、ジュンウォン（ゴニル）が現れる。

ギョヨンの働く広告会社が出した広告に惹かれて、俳優を志したというジュンウォンは、10年間、俳優の卵として活動するが、芽が出ず、自分が俳優を志すきっかけになったこの広告会社で働きたいと、面接を受けたのだった。

「人生をどん底に落とされたこの会社と一緒に、崩れた自分の人生をやり直したい」という衝撃的な志望理由で、面接官たちを驚かせる。

だが、そんなジュンウォンを何故か気に入った理事は、ジュンウォンを採用。

ジュンウォンはギョヨンの所属する企画チームに配属される事になるのだが…。