あらすじ
始まりは、1997年。
ガスマスクを着けて車を運転し、どこかに向かう北朝鮮軍の兵士。
途中、助手席に置いていたケースからガスが漏れだし、両目が充血し始めた!
異常を感じた兵士は車を捨て、逃げるのだが…。
一方、捜索大隊中隊長チョ・ミングク(ヨン・ウジン)は、非武装地帯で赤子を抱いた女性脱北者を発見する。
ミングクが女性と赤子を保護しようとした時、その時を待ち構えていたかのように北朝鮮軍が現れ、女性と赤子を再び北朝鮮側に返すように命じる。
女性は赤子だけを韓国側に渡し、自分は北朝鮮に戻ろうとするが、その申し出を断るミングク。
ミングクは自分にも幼い子どもがおり、その子どもとリンクしてなのか、母子両方の保護を主張する。
お互いに銃を向けあい、一触即発の緊張状態が流れる韓国軍と北朝鮮軍。
だが譲らない北朝鮮側にしびれを切らし、女性が北朝鮮側に渡ったその時。
韓国側の兵士が、北朝鮮の兵士を撃ってしまい、そこから銃撃戦が始まり…。
それから23年後の2020年。軍内部では、謎の失踪事件が相次いでいた。
失踪した上等兵を探すために投入された捜索隊、特任隊軍犬兵ヨン・ドンジン(チャン・ドンユン)は、過去、最精鋭のウォーリア軍人に選抜された華々しい経歴を持つが、現在はその経歴をおいて除隊を控えている軍犬兵だ。
非武装地帯の失踪事件に関わる中、彼は元カノのエリート女性軍将校ソン・イェリム(チョン・スジョン)と鉢合わせる。
イェリムもまた、彼との再会に戸惑ったがすぐに任務に没頭。
上等兵を攻撃した謎の存在を追跡し、彼女は“ウイルス”という糸口を見つけ出すのだが…
非武装地帯で起こった、謎の失踪事件!闇に覆われた非武装地帯、ドンジンとイェリムが出くわした敵の正体は?!