あらすじ
「こいつは大逆罪人だ。よくしてやろうなんて思うな」
純祖1年、辛酉教獄で世界の終わりである黒山島に流されたチョン・ヤクジョン(ソル・ギョング)。
好奇心旺盛なチョン・ヤクジョンはその場で海の生物に魅了され、本を書くことにする。
そこで、海をよく知る青年漁夫チャンデ(ピョン・ヨハン)に助けを求めるが、チャンデは罪人を助けるわけにはいかないと、きっぱり断るのだった。
「私が知っている知識と君の魚に関する知識を交換しよう」
チャンデが一人で文字の勉強をし、苦労していることを知ったチョン・ヤクジョンは、お互いの知識を取引しようと提案し、取引という言葉にチャンデは負けたとばかりに受け入れる。
2人はぶつかり合いながらも徐々に互いの師匠であり、友となっていく。
「君、勉強して出世したいんだろ?」
そんな中、チャンデが出世するために勉強に邁進していたという事実を知ったチョン・ヤクジョンは、失望する。
チャンデもチョン・ヤクジョンとは進む道が違うということを悟り、チョン・ヤクジョンのそばを離れ、世界の外に出ようと決心するのだが…。