あらすじ
時は朝鮮王朝時代。
偽金が大量に出回ったため、捕盗庁の刑事たちは市場に潜入して捜査を開始する。
女刑事のナムスン(ハ・ジウォン)は酒売り娘に変装。
女ながらも、先輩アン(アン・ソンギ)から仕込まれた武術の腕は一級だ。
捜査中ナムスンは、市場で剣の舞を舞っていた鬼の面の男が、小さな金の仏像の受け渡しをしていた男たちを斬り、仏像を奪うのを目撃する。
仮面の男を追い、剣を交えるナムスン。
割れた面の下から現れたのは、端整な若い男の顔だった。
そして、割れた仏像の中からは、偽金用の鋳型がこぼれ落ちる。
偽金事件の背後に大掛かりな陰謀があると考えた従事官は、刑事たちに極秘捜査を進めさせることに。
そこへ新たな殺人事件が発生。
被害者は、偽の官印で検察府の役人を装っていた。
官印を偽造できる唯一の男は獄中だったが、1ヶ月ほど前に、悲しい目をした男が大金を払って釈放させたという。
「悲しい目」の人相書きは、ナムスンが市場で出会って以来、忘れることのできない仮面の男(カン・ドンウォン)にそっくりだった。