あらすじ
ニュースキャスターとして夜9時のニュース番組を持つイ・ジョンフン(キム・ドンウク)。彼は、24時間、365日すべてのことを記憶する超能力のような“超記憶症候群”を持つ男性だった。
忘れたくても忘れることができない苦しみ…特別な能力を持ってしまったからこその、彼だけの苦しみ。ジョンフンは、初恋女性の死を目の前で目撃し、当時のことも例外なく鮮明に残っていた。
未だ忘れることができず苦しむそんな彼のもとに、ある女性が現れる。
その女性とは、映画女優のヨ・ハジン(ムン・ガヨン)だ。SNSのフォロワー数は860万人を超え、彼女が身に着けるものはすべて完売となるほどの人気っぷり。だが、一方でトラブルメーカーという面も持ち、作品に出演する際引き受けるキャラクターは悪女ばかりということも重なって、よくないイメージを持たれてもいる。
そんなハジンが今回出演する作品で、悪女ではない主人公を演じるということで注目が集まり、ジョンフンがキャスターを務める番組でインタビューが行われることとなったのだ。
ジョンフンがインタビュアーを務め、進められたインタビュー。だが、ある質問への彼女の答えを聞いたジョンフンは、突然生放送中にも関わらず、言葉を失い黙り込んでしまうのだった…。