あらすじ
2年前、弁護士のインソ(キム・ミンジョン)は仕事で巨済(コジェ)島の造船所を訪れ、そこに勤めるファヨン(キム・ユミ)と出会い彼女の純粋さに惹かれ、強い欲望を感じる。
そして、イソンは冗談半分で彼女に接近し、1年だけ付き合おうとそそのかすのだった。
ある日、イソンは丘の上にあるファヨンの家を訪れる。
そこにはシュロの木が一面に生い茂っていて、そこでファヨンの生い立ちを知る事になる。
昔、ファヨンの母は嵐で巨済島に漂流したチェ船長と恋に落ち、その時ヨンファを身ごもったのだが、チェ船長は「必ず帰る。」と言い残し、一本のシェロの木を置いて行ったのだ。
それが今では森となっていた。
その森を見つめながらファヨンは、母のように生きたくないと願うのだが…。
とうとうイソンがソウルへ帰る日がやってくる…。