あらすじ
完璧な人間などこの世に存在しないが、人間はその“完璧”の理想形を求め続ける…。
名門私立高校の臨時体育教師チュ・ソヨン(オ・ヨンソ)は、幼い頃からイケメン嫌悪症だった。
イケメン嫌悪症となってしまった理由は、その家庭環境にあった。
再婚した継父の連れ子である兄2人と、母と継父の間に生まれた弟は、とんでもない美貌の持ち主だった。
その為、優遇される兄たちや弟に押され、ソヨンはいつも後回し。おまけに勝手に勘違いのとばっちりもしょっちゅうで、イケメン兄弟の周りをうろつく女たちから、嫉妬の嵐を受け、ひどい目に遭ってきた。
そんな経験から、ソヨンの理想のタイプは“ダサい男”であった!
一方、外見史上主義のイ・ガンウ(アン・ジェヒョン)は、自分の外見を愛し、イケメンの絶頂を目指して、昼夜努力を惜しまない。
だが、そんなガンウも、生まれてきた時からイケメンではなかった。
それは15年前…。
学生時代パンパンに太っていたガンウは、当時外見を理由にソヨンにフラれ、修学旅行前日に暴飲暴食。
すると、修学旅行当日に急性胃腸炎にかかってしまい、バスの中で粗相をしてしまう。
そして、逃げるように留学をして韓国を離れたガンウは、血の滲むような努力を経て、見事イケメンに生まれ変わったのだ!
イケメンに生まれ変わる事には成功したが、粗相のトラウマは消えず、現在でも緊張状態に陥ると、トイレに直行する過敏性大腸症候群になってしまっていた。
ある日、全てのトラウマの原因がソヨンにあると考えたガンウは、ありとあらゆるコネを使い、ソヨンが勤める高校に理事長として就任するのだが…。