あらすじ
見た目には完璧なのに、やることは幼稚なメディア本部長のト・ミニク(キム・ヨングァン)。
彼には、人の顔を一度見たら一生忘れない能力、表情を一度見ただけで心の中まで読めてしまうという特殊な才能があった。それだけが自慢だったのに…。
ある時、ミニクは友人との待ち合わせで、夜の港へ。
だが、そこには友人ではなく、黒尽くめの男が待っていた!
なぜか追われてしまった彼は、逃げるも追いつめられた末、刃物で切り付けられ、建物から転落…。
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目を覚ました彼は病院にいた。横には知り合いの医師が立っており、ミニクに声をかけるも…
“誰…?”
ミニクには初めて見る顔だったのだ。
そして、彼の目に映る医師の顔は次次と変わっていく…!
そう、彼は相貌失認を患ってしまっていたのだった…。
病室を飛び出したミニクだったが、見る人見る人全員、どんどん顔が変わっていく。恐怖でどうしたら良いか分からなくなってしまった彼の元に、唯一、顔の変わらない、慣れ親しんだ人物が現れた。
それは、秘書のカルヒ(チン・ギジュ)で…