あらすじ
全ては、大手企業・DMグループの役員会議から始まった…。
DMグループの会長であるキム・デマ(イ・スンジェ)は、次の戦略として“塗ると車に毛が生えるカーワックス”を開発しようと、大真面目に語る。
議会はこのふざけた発言に混乱に陥るが、次期会長の座を狙い、会長に媚びを売り続けるクォン専務(パク・ホサン)は、この意見に賛同し、ほかの社員もつられるように、それに加担し始める。
そこにたった1人で立ち向かったのは、チャン・ボクドン(キム・ビョンチョル)。するとタイミングが悪い事に、その時秘書が駆け込んできて、ライバル企業に似たようなアイデアで先手を打たれたとの一報が入る。
たった1人で会長に異議を申し立てていたボクドンは、周りから怪しまれ、廃業寸前である千里馬マートへ左遷される事に!
会社への復讐を強く決意したボクドンは、流刑地と呼ばれている千里馬マートで、社会から必要とされていない人々を就職させ、DMグループを陥れようとする。
千里馬マートの店長であるムン・ソクグ(イ・ドンフィ)と共に、正規職員の募集をかけると、面接には銀行をリストラされたミンソン(チェ・イルナム)を筆頭に、ヤクザのホンソク(オ・インベ)、売れない子持ちバンドマンのホヨン(チョ・ミンダル)、バーヤソムという地から来たバー族たちなど、個性あふれた人々が集まった。
一見、誰も必要としないような彼らだったが、ボクドンは面接に来た変わり者たちを、一斉に雇用。
個性の強い職員たちと、千里馬マートを立て直すことを決意したボクドン。
ボクドンは無事、会社に復讐する事が出来るのだろうか…?