あらすじ
世の中には、よりよい未来の為に、死んだ方がいい人間がいる…。
毎日を平凡に生きる会社員のイ・ルダ(ペク・ジニ)。
ルダは部下への配慮も出来ない、自分の事しか考えない、最悪の上司であるペク・ジンサン(カン・ジファン)のパワハラに苦しめられていた。
ある日、飲み会で楽しそうに笑っているジンサンを見ながら、「死んでしまえ!」と強く願ってしまうルダ。
そんな飲み会の帰りに、なんと目の前でジンサンが車に轢かれ、ルダの念じた通り、帰らぬ人となってしまう!
衝撃を受けたルダだったが、次の日、目を覚ますと、なんとジンサンが死んだ日の朝だった。
それからというもの、何度も何度もジンサンが死んだ日は繰り返され、ジンサンは必ず飲み会の帰りに命を落としている…。
ジンサンが死ぬ日を繰り返す度に、この一定の規則に気づいたルダはある日、「どうせ明日が来ないのなら…」と、ジンサンに反発し、今までの不満を全てぶちまける。
すると、不思議な事にジンサンは死なず、次の日がやってきた!
だが、相変わらずジンサンへの憎しみは消えず、パワハラを受ける度に、心の中で「死んでしまえ!」と念じると、ジンサンは死ぬのだった。
そして、ルダだけではなく、他の人がジンサンに対して「死んでしまえ!」と念じたり、言葉にする度に、死ぬジンサン。
どうにかして、ジンサンの死のループから抜け出せないかと考えたルダは、なんとかジンサンをいい人間に更生させようと努力する事に決めるが…。