あらすじ
児童養護施設にいたミン・チェリン(イ・ユリ)は、国内有数の化粧品ブランドを経営する財閥家に養子として引きとられた。
だが、養子というのも名ばかり、実際は後継者の“厄受け”。
元々、そこの家庭にはスアというチェリンと同い年の女の子が後継者として存在していたが、スアの体が弱かったため、その厄受けとしてチェリンが養子となったのだった。
引き取られたその日から小部屋に閉じ込められ、大事にされることなどなく、病にかかろうとも病院に連れて行かれることもなかった…
「一生部屋から出ることはない」
そんな言葉も浴びせられていたのだが。
ある日、終止符を打つ出来事が起きる!
突然、スアが何者かに誘拐されてしまったのだ…!
事件をきっかけにスアの代わりとして生きなくてはならなくなったチェリン。
20年経った現在、彼女は化粧品ブランド「メイクパシフィック」の専務として働いている。チェリンが企画する商品は、毎回即完売するほどのヒットを生み、女性のワナビーとして位置し、会社のためにだけ生きる女性となっていた。
だが、スアの事件をきっかけに心を病んてしまったスアの母親の前では、時折、スアのふりをすることも…。
心にもない政略結婚まですることとなり、チェリンは本当の幸せをつかむ日が来るのだろうか…?