あらすじ
朝鮮最初のソプラノ歌手ユン・シムドク(シン・ヘソン)と、彼女の恋人であり天才劇作家のキム・ウジン(イ・ジョンソク)の実話を元にしたドラマである。
1920年の春、ユン・シムドクは東京の音大に留学していた。
美しい美貌と野望を兼ね備えた彼女は、いつも男子学生たちの注目の的。
その時代、東京にいた留学生たちはみな、夏休みを利用し、独立運動の資金集めをするために講演を計画していた。
この計画を積極的に推進していたのが、早稲田大学の英文科に留学していたキム・ウジンである。
演奏を担当していたホン・ナンパ(イ・キョンヨン)の紹介で、ユン・シムドクは講演唯一の女性参加者となることに。
こうしてウジンとシムドクは、運命的な出会いを果たす。
しかし、キム・ウジンは…故郷に妻と娘を置いてきた、既婚男性だったのだ。
禁断の恋に落ちた2人、そしてシムドクに密かに想いを寄せていたナンパとの三角関係の結末とは…