あらすじ
神経外科医のハン・スンジュ(チ・ヒョヌ)は以前、友人と2人でバンド活動をしていた。
―その友人と飲んでいたある日。「恋人の元へ行く」と突然言い出し、泥酔状態でバイクを走らせた友人!スンジュは彼を止めるため、車を走らせた。
だが、「止まれ!」というスンジュの声に反応することなく、友人はスピードを上げて走り続けた。そして案の定、スンジュの目の前で事故に遭ってしまった…。
車の中からその光景を目にし、呆然としていた彼のところに、今度は右から来た車が追突!スンジュはそのまま意識を失った。
その事故以降、彼は180度人が変わってしまった。事故で頭に刺さった、ガラスの破片によって…。
以前は人の気持ちの分かる、心の温かい優しい人間だったスンジュ。後輩の失敗も優しくサポートしていた彼が、事故後からは癇癪持ちで、些細なことで感情が爆発する“間欠性爆発性障害”を持つ人間となってしまった。
冷酷で、口を開けば毒舌を吐き、そしてすぐに人と勝負しようとする。
“自分が誰よりもデキる人間だと言うことを分からせたいから”
彼のあまりの変わりように、同僚医師や誰もが頭を悩ませていた時、「彼には改善の余地がある」と言い張る女医がいた。それは、“ホルモンオタク”の内分泌内科医チュ・イナ(イ・シヨン)。
毎日笑顔で明るく、患者さんにも優しく寄り添う彼女だが、何かとホルモンに話題を持っていく変わった医師で、今回の彼の性格変異も“ホルモンのせいではないか”と考えたのだった。
まずは検査を行おうとするイナだったが、やはり、スンジュがそう簡単に承諾するわけもなく…