あらすじ
貧しい家に生まれたインギョン(ユン・アジョン)は、幼い頃から一家の大黒柱として、毎日必死に家族の為に働いていた。
そのため学校にも行けず、過酷な毎日が続いたが、インギョンは笑顔を絶やす事なく明るく生きていた。
そんなある日、拘置所にいる義理の弟、ハンス(オ・スンユン)の保釈金の為に継母であるマルスン(ユン・ボギン)が、インギョンを妾として売りに出そうとする。
最初はただ就職先が見つかったと、軽く考えていたインギョンだったが、次第にこれはマルスンの罠であり、自分が売りに出されたと気づく。
このまま利用されてはいけないと考えたインギョンは、ソウルに向かう事を決意。
だがここでも、インギョンへの試練は続き、持っていたカバンを失い、人身売買のブローカーにも目を付けられ、追いかけられる羽目に。
窮地に陥ったインギョンだったが、偶然通りかかった脚本家を夢見るミヌ(ノ・ヨンハク)に助けられた。
同じような状況の中、苦労を分かち合ううち、互いに2人は惹かれあっていく。
偶然、ミヌと演劇を見たインギョンは、その魅力に心を打たれ、演劇に目覚めるように。
そんなインギョンの演劇の才能を見出したミヌは、自分が書いた脚本の舞台にインギョンをヒロインとして抜擢するのだった。
そんなある日、インギョンの乗ったバスが映画製作会社社長のジョンホ(イ・ミヌ)の乗る車と事故を起こし、その日から何度もジョンホとの不思議な縁を感じるようになるインギョン。
一方、そんなジョンホに脚本の才能を認められたミヌは、ジョンホの会社で働く事になり、ありとあらゆる欲望の中で、人が変わっていってしまい…。