あらすじ
司法試験は受けていない、ロースクールに通っているわけでもない…。そんなコ・ヨヌ(パク・ヒョンシク)が、首席弁護士チェ・ガンソク(チャン・ドンゴン)の下で、新人弁護士になる機会を得た!
一度見たものは決して忘れない、天才的な記憶力を持つヨヌ。幼い頃に両親を亡くし、祖母と暮らしてきた。
そんな彼の将来の夢は弁護士。その類まれな記憶力で法律辞典を1冊丸ごと覚えるも、“自分のために”司法試験を受ける機会は、一度も来なかった。
初めての司法試験は、先輩の代わりの替え玉受験。悲しむべきか喜ぶべきか、その結果は合格…。こんな、不幸な人生を辿っている。
入院中の祖母のために入院費が必要なヨヌは、ある時、親しい友人からうまい話があるとクラブに連れて行かれた。VIPルームにて出会ったのは、財閥の御曹司だった。だが、この出会いは、更なる不幸の始まりでもあった…。
後日、ヨヌは御曹司から頼み事をされる。何かと聞けば、なんと麻薬の運び屋だという。最初は断ったヨヌだったが、「やれば多額の金が手に入る」、「祖母の入院費に充てられる」という言葉に惑わされ、結局、引き受けてしまう…。
黒いカバンを持って、指示されたホテルの部屋の前に向かったヨヌ。だがそこで、変装した警察官の存在に気付く…!
ヨヌが逃げるように引き返すと、そんなヨヌを不審に思った警察官との逃走劇に発展。だが途中の階で、偶然にも、ヨヌと同じ、黒のスーツにカバンを持った人の多い場所に辿り着く。
そこは、首席弁護士チェ・ガンソク(チャン・ドンゴン)のパートナー弁護士の採用面接会場だった!
ヨヌはすかさず受験者であると嘘をついて入室し、一時は警察から身を隠すことに成功したのだが、勿論、警察はヨヌがそこに逃げ込んだことはお見通し。ヨヌとガンソクは、警察官から尋問を受けることとなった。
警察官からの尋問に対し、「法律に反する」と反抗し続けるヨヌ…。
その実力を見たガンソクの目が、光った。ヨヌをパートナーとして迎えいれることに決めたのだった。ガンソクは口を開き…!?