あらすじ
双子の姉妹、チャ・ソニとチャ・ドヒ(イ・ダヘ1人2役)は、2人とも幼い頃からCAを夢見てきた。
2人の性格は全くの正反対。困っている人がいたら助けずにはいられず、“町内の道具”と呼ばれているお人好しなのがソニで、金、権力、名誉だけあれば良いと考えているのが、妹のドヒだ。
夢を先に叶えたのは、妹のドヒだった。今やCAとして世界の頂点を目指していたドヒは、後に姉のソニが同じ航空会社に合格したことを聞かされ、顔色を変えた。ソニの合格通知を破りながら、こう言い放つ。
「絶対に職場に来ないで。お母さんとあなたと、縁を切りたいのよ…!」
実はドヒ、優しさの塊のような母と妹のことを恥ずかしく思っていた。それで会うたびソニを冷たく突き放すのだが…ソニは動じない。そんな妹にもおかずを届けてあげるなど、あれこれと面倒を見ようとするのだった。
ある日、ソニがいつものように留守のドヒの家におかずを届け、玄関を出た…瞬間!見知らぬ男に背後から捕まれ脅迫されるという、恐ろしい体験をした。ドヒが心配で声をかけたが全く響かず、再び冷たく突き放されるだけだった。
その数日後。ソニの家に珍しくドヒが訪れた。だが迎え入れた瞬間、ドヒは意識を失い倒れてしまう!実は仕事から帰宅した自宅内で、あのときの男に襲われてしまったのだった…。
重症を負って入院しなくてはいけなくなったドヒは、薄れる意識の中で力を振り絞り、姉ソニに伝えた。
「私に成りすまして仕事に行って。今回の仕事には、私の人生がかかっているの…」
なんとも無謀な頼みだった。妹になりすまして仕事をする?
だが…困っている人を放って置けないソニ、なおかつ大事な妹の頼みとあれば!
ソニは心を決め、ドヒに成りすまし、職場へと向かうのだった…