あらすじ
11回目の結婚記念日を迎えたナム・ヒョンジュ(ハン・ヘジン)とキム・ドヨン(ユン・サンヒョン)夫婦。
妻のヒョンジュは、これまでずっと不安を抱えてきた。それは、自分の脳に腫瘍があるのではないかということ。自身の母を脳腫瘍で亡くして以来、病気への不安が拭えなかったのだ。
結婚記念日であるその日、ヒョンジュは意を決して検査を受けることに…。結果は、異常なし!
心配から開放されたヒョンジュは、安堵感から結婚祝いに高いワインなどおいしいものをたくさん準備し、幸せな結婚記念日を過ごした。
だが、そんな幸せなひと時もつかの間…
数日後、病院からヒョンジュのもとに連絡が。
“ついこの間「異常なし」と告げられたにも関わらず、病院から連絡が来るなんて…。”
不安が脳裏をよぎる…
「もう一度来院してください」
嫌な予感しかないヒョンジュのもとに、今度は別の人物から連絡が来た。相手は、夫ドヨンが結婚前に付き合っていた元恋人シン・ダヘ(ユ・イニョン)だった。
久しぶりの連絡に戸惑うヒョンジュへ、ダヘから衝撃の一言が告げられる。
「ドヨンをあなたから奪いに来たの」
突然挑発的な態度を取られ、ただただ怒りが込みあげてくるヒョンジュ。さらにそこへ、再度病院から来院を催促する連絡が…
心が落ち着かないまま病院へ向かったヒョンジュだったが、そこで突きつけられた現実に、思わずよろめいた。
それは、恐れていた脳腫瘍の発見。
治療をしなければ、あと数ヶ月の命だと告げられる…
一方、夫ドヨンは、仕事でスランプに陥っていたところを、大企業に救われた。だがその企業の理事は…あろうことか、妻ヒョンジュに宣戦布告しに来た元恋人シン・ダヘ!つまりこの話はすべて、ドヨンを奪うためにダヘの仕組んだことだったのだ。
余命宣告、宣戦布告…
果たして夫婦の関係はどうなっていくのだろうか…