あらすじ
愛とは死よりも強く、嫉妬とは地獄より残酷だ。
母との最後の約束を守りたかったテジュ(チョ・ハンソン)と、母のせいで生涯罪悪感を抱えることとなったテソン(ソンフン)。
その2人の人生は、始まりからギクシャクしていた。聖書に登場するヤコブの双子の兄弟のようにお互いを嫌い、最終的に互いに決して消せない傷を与え合い、違う道を歩む。
「お前は良い奴、俺は悪い奴…そうやって生きよう」
20年後。
テジュは、ソウル江南署の警察官に、テソンは釜山最高の遺物不法搬出犯罪組織「マリプカン」の後継者として、お互い全く異なる道を歩むことになる。
釜山で発生した日本の遺物不法搬出事件を調査していたテジュは、マリプカンの2人組テソンと再会する。
金がすべてのテソンにも、ただ一人大切な人がいる。幼い頃からテソンだけを見てきた、彼の恋人チャンミ(ユン・ソイ)。
ただチャンミだけを見て、警察として成功するため歯を食いしばり駆け抜けてきたテジュ。
しかし、彼らにとって死ぬほど守りたかった衝撃の真実が明らかになる…。