あらすじ
生きていると、嬉しい事より辛い事が一気に押し寄せてくることがある。だが、そういう青天の霹靂のような出来事を避けてばかりいて、1度きりの人生、退屈ではないだろうか?
ドラマ演出助手のハ・ドナ(チョン・ユミ)は、両親を早くに亡くし、祖母と2人で暮らしてきた。
ある日、ドラマの撮影で代役として入ったドナは、撮影中大きな事故に遭い、救急車で運ばれる事態に…。
輸血も必要なほどの大けがを負った彼女のもとに、輸血をしにきた相手…それは、早くに亡くしたはずの母、ララ(ト・ジウォン)だった。
* * *
ララは昔、女優として活動していた。大企業の社長との大恋愛ののち結婚し、プリンセスのような生活を手に入れた彼女。だが、出会う前にドナを産んでいた事実は内緒のまま…。
ある時、そんな幸せな生活に終わりが訪れる。夫がドナの存在を知り、ララに2,000万円の慰謝料を払う条件で離婚を告げてきたのだ。
彼女はその条件に同意したが、世間知らずのお嬢様、その大金は一瞬のうちに姿を消した。“これからはドナの母親として生きよう”と決意したはずだったのだが…。
* * *
術後、目が覚めたドナは、目の前にいるララが実の母だという事実を明かされ、大きなショックを受ける。
“事故に遭った上、実の母が生きていて、しかもそれが目の前の女性…?!”
ララが母親であることを認めたくないドナと、生活が一変し助演女優からの再スタートとなったララ。
果たして2人はお互いを愛し、本当の親子になることはできるのだろうか?