あらすじ
人は誰でも幸せを夢見て、
自分にはない物を欲しがる。
これは、全く正反対な立場の女性二人による、すれ違いの人生を描く物語。
ウ・アジン(キム・ヒソン)は、前職・スチュワーデス、現在・財閥家に嫁いだセレブ妻。
富裕層の暮らす江南(カンナム)に住み、専業主婦で昼間はジム通いにママ友会、おまけにとびきり美しく、誰もが憧れる女性だ。
パク・ボクジャ(キム・ソナ)は貧しい家庭で育ち、“幸せ”を夢見るスポーツジムの掃除婦。
彼女にとっての“幸せ”とは、まさに“金”のこと。だがそのシンプルで果てしない欲望は、ある日ついに現実となる…。
ジムに通っていたお金持ちのウ・アジンに目を付けたパク・ボクジャは、ウ・アジンの舅の介護士になることに成功したのだ。つまり、住み込みの家政婦としての生活がスタートすると同時に、念願のセレブ生活も幕を開けた。
交わることの無いように見えた二人の人生は交差し、二人は“家政婦兼介護士とその主人”の関係になった。
ウ・アジンは知らない。訛り言葉を使い、ゴマをすり、いつもか弱いパク・ボクジャが、裏の顔を持っていることを…
そして、この関係が、彼女を後に犯罪者へと変えることも…