あらすじ
「あなたを信じる、あなたなら信じられる」
そう言って、見知らぬ男性とハグをする…。
ナム・ホンジュ(ぺ・スジ)は、そんな夢を見て目を覚ました。
彼女にはいつからか、不可思議なことが起きている。夢で見たことがすべて、現実になるのだ。彼女が夢を見た順に、夢は、徐々に現実となっていく。
翌日、ホンジュは自分の部屋の窓から、隣の家の引っ越し作業の様子を何気なく見ていた。するとそこには、昨日の夢でハグした相手(イ・ジョンソク)が…。
やはり昨日の夢も、現実になるのだろうか。
その後もホンジュは予知夢を見続けた。
しかしそれらは、決して幸せなものばかりではなかった。
ある時、ホンジュはひどくショッキングな夢を見た。
ホンジュが事故に遭い、その看病などに追われた母が、過労で死んでしまうという夢。
泣きながら目を覚ましたホンジュは、夢で見た自分は髪が長かったからと、どうか現実にならないよう、髪を切ることにした。
だが、そうしたところで、過去に見た夢は着実に、現実に迫ってきている。
どうにかこの“悪夢”から逃れる方法はないのだろうか。
夢を現実にさせないために奮闘する、ホンジュの結末は…