あらすじ
国は“犯罪者”と、世界は“王”と呼んだ。
「愛国など大したことではない!!日本に麻薬を売れば、それが愛国になるのだ!」
薬物であっても輸出すれば愛国者扱いとなっていた1970年代韓国、下級密輸業者だったイ・ドゥサム(ソン・ガンホ)は、偶然麻薬密輸に加担。だが、麻薬の製造や流通事業に本能的に目覚め、事業に飛び込むことに。
「この国は私が生かしてやったんだ」
優れた鋭い目、速い危機対処能力、生まれ持った器用さで一気に薬物業を掌握したドゥサム。
事業面で手腕の優れたロビイスト、キム・ジョンア(ペ・ドゥナ)が合流し、彼の作った麻薬には「メイドインコリア」というブランドがついた。
最終的にドゥサムは韓国を越え、アジアに勢力を拡大し、白色の黄金時代を築くこととなる。
一方で、薬物によって世界はますます不安定となり、勢いに乗っていたドゥサムを注視する人物キム・イング(チョ・ジョンソク)が動き出し…