あらすじ
金ナシ、愛ナシ、福もナシ!満たされない“3無”人生を送りながら、今日も今日とて家族のため、世間の荒波に乗りにいくワーキングマザー、シム・ジェボク(コ・ソヨン)が主人公。頼りない夫が考えなしに空に投げたボールが、まさかあんなに大きな落雷となって落ちてくるなんて…!?
「殺してやる…」雨降りのバスの中、怒りに震えるジェボクが目指しているのはあるアパート。しかし、辿り着いた目的地の階段で目にしたのは…女の遺体だった。“やったのは私じゃない!”抵抗むなしく、殺人事件の犯人として捕まってしまうジェボク。殺された女は誰?どうしてジェボクはこんなことに…!?
―3週間前。
法律事務所でインターンとして働くジェボクは、新居探しに苦戦していた。現住居の引き渡しは2週間後。すぐにでも新居を決めなければいけないのに、夫のジョンヒ(ユン・サンヒョン)は頼りなく、物件探しを手伝ってくれる気配すらない。
残業をこなしながら、ため息の中ネットで物件探しをするジェボク。すると、数年前から仲良くしているネット友達“青いバラ”から、良い物件があるとの情報を受け、早速下見に行くことに。
紹介された物件はまさかの大邸宅。心躍るジェボクだったが、豪邸のオーナーウニ(チョ・ヨジョン)の「幸せな家庭のそばに住みたいの」という驚きの同居の提案に、なかなか乗り気になれない。
一方、夫ジョンヒは急な取引先との接待で大失敗。部長から大目玉を食らい落ち込んでいた彼は、同じ会社のナミ(イム・セミ)に慰めてもらおうと、彼女の家に行くことにする。実はこの二人、不倫中なのだ。
不倫でありながらもラブラブに過ごしているようにみえる二人だが、ナミの後ろには怪しい影が。「これは今月の報酬よ。残された時間は少ない。分かっているわね?」ナミは、謎の女性から、お金の入った封筒を受け取っていた…。
そしてジェボクにとって更に不幸なことに、法律事務所の正式採用は叶わず、解雇を言い渡されてしまう。自分より若く独身の女性が正式採用となったと聞いて憤慨するジェボク。その上友人から夫の浮気現場を見たと打ち明けられ、すぐさまナミの家に向かうことに。
ナミの家のロック解除ナンバーは、なんとジェボクの自宅と同じものだった。家に忍び込み、夫とのツーショット写真が飾られているのを歯がゆい思いで見つめるジェボク。その時、玄関で物音が。家にナミとジョンヒが帰ってきたのだ。慌ててクローゼットに隠れたジェボクだったが、その中から、二人のハグやキスを見てしまい…!?