あらすじ
平凡な公務員として、平凡に暮らしていたペク・ソンイル(マ・ドンソク)。
彼の仕事は市庁の税金徴収。あるとき、富裕層で膨大な税金滞納をしている家を訪ね、金品を押収していると、家の主人であるマ・ジンソク(オ・デファン)が現れ、ソンイルらの存在に一切ひるむ様子もなく、むしろ彼らを蔑むのだった。
「法律も金のあるやつの見方なんだよ」
そう吐き捨て、ソンイルの同僚女性をないがしろに扱い、家政婦も奴隷のように扱い、そんなジンソクに腹が立ったソンイルは、ついに手が出てしまった!
幸い、解雇は免れたソンイルだったが、その後も何かと目の前に現れるジンソク。そしてこう煽りあざ笑うのだった。
「車もないんですね。買ったらいいのに」
その言葉にも何も言い返せず、悔しくてたまらなかったソンイルは…本当に車を買うことを決意!
だが運悪く、詐欺師ヤン・チョンド(ソ・イングク)の餌食となってしまったソンイル…。
ヤン・チョンドは頭のキレる天才詐欺師で、詐欺を犯すことが日常だった。
だが、ペク・ソンイルは泣き寝入りなどしなかった!!
人脈を使ってチョンドの尻尾を掴んだソンイル。チョンドは刑務所に入る危機に陥るも、そこはやはり天才詐欺師。その危機をも詐欺で回避する事を企み…