あらすじ
日々アルバイトに励みながら就職活動を続けること5年。喉から手が出るほど内定が欲しいウン・ホウォン(コ・アソン)は今日、家具会社「ハウライン」の面接に臨む。落ちれば、これで101社目の不採用だ。
面接官を務めるのは、同社のマーケティングチーム長ソ・ウジン(ハ・ソクジン)。実は彼は、部下からは裏で“毒舌家”と呼ばれる冷血仕事人間!
「面接で100回落ちるなんて、バカじゃないのか?」
履歴書を見て彼が放った一言に、緊張と動揺でパニックになるウン・ホウォン。それでも全ては内定を掴み取るため!彼の圧迫面接にもめげず、意地の悪い質問に自尊心まで捨てて対応し、彼女は全力を尽くした!が、結果は見事惨敗…。
「失敗したのは全部アイツのせい!」やけ酒でふらつきながら漢江(ハンガン)に辿り着いたウン・ホウォンだが、彼女の不幸の連鎖は続く。おぼつかない手つきで操作していた携帯電話が彼女の手からするりと滑り落ち、橋の下の川へドボン!酩酊していた彼女も、携帯電話を追って深い川の中へ落ち、意識を失ってしまう…。
目を覚ました彼女が横たわっていたのは、病院の緊急治療室。どうやら救助され、助かったようだ。まだ頭がぼんやりとする中、カーテンごしに聞こえてきた担当医ソ・ヒョン(キム・ドンウク)たちの話にハッとするウン・ホウォン。
「自殺未遂の患者がかろうじて息を吹き返しました。ですが検査の結果…状態が良くないことが分かりました。自殺の理由はこれかもしれませんね。自分が余命わずかだということを悲観して…」
九死に一生を得てからのいきなりの“余命宣告”!?しかしその場でパニックに陥ったのは、ウン・ホウォンだけではなかった。同じく緊急治療室のベッドで話を聞いていたト・ギテク(イ・ドンフィ)、チャン・ガンホ(ホヤ)の二人も、余命宣告を受けたのは自分だと受け取ったようだ。ショックで意気投合(?)した三人は、病院を抜け出すことに…。
歩いて漢江の橋を渡る三人。温かいものでも食べようと入ったヘムルタン(海鮮鍋)店で、オーナーのおばさんの温かい人柄に触れ、共に語らいながら、いくばくか元気を取り戻す。再会を誓った三人は、それぞれの家路へ…。
翌日、ウン・ホウォンは自宅に一通の書類が届いていることに気付く。送り主はなんと「ハウライン」!内容は、再度来社してほしいとの案内だった。意気揚々と面接室に入るウン・ホウォンだったが、そこで待っていたのは、あの嫌みったらしい面接官、ソ・ウジンだった…!