あらすじ
愛し合っているのに!ずっと一緒にいたいのに!別れなくちゃならなかった…。
純粋な童話作家イルホン。初恋相手のチュミと幸せな家庭を築き、世界で一番幸せな男だと思って生きていた。
だが突然のチュミの死…。イルホンは一瞬にして人生のすべてを失った。
チュミがこの世を去ると、自身の人生も終わったと思い込み一日も早くチュミの後を追いたいと考えてばかり。だが一人残されてしまう可愛い娘イェソを考え、ふんばり、生きていこうと努力をするのだが、そうすればするほど深く憂鬱な気持ちになってしまう。イェソはそんな父が不憫でならなかった。
母が生きていたら、父がお酒を飲んだ次の日にコンナムルスープを食べさせていただろうに…“この家には男が父さんだけだから、母さんがいないときは私が面倒を見なくちゃいけない”
そうして2人は、チュミの空白を埋めようと努力していくのだが…。
一緒にいてこそ幸せなイェソの家族と、離れていた方が幸せなスワンの家族。
2家族の物語を通して、本当の家族の意味と、愛を描くヒューマン作品だ。