あらすじ
子々孫々教職に就く家系をどうしても繋げたかった祖父の希望と脅迫でとんとん拍子で教師になったウ・ジュホ(パク・コニョン)。
殺伐とした世の中、ただ何となく遊びたいだけの、小道にたむろする高校生どもを見るだけで怖気づいてダッシュする彼が教師になった。
希望の仕事ではなかったが10代の活き活きとして円熟な女子高生達との出会いに期待を持った彼、圧力に押され先生と言ってもすぐ無視される殺伐とした教育現場を体感。そして前代未聞の生存戦略を展開し始める。
遅刻は基本、授業外の質問は絶対パス、自習監督サボりと学校でダメの達人として生まれかわり、何となくそれなりに上手くこなす工夫をする彼に 「最小限の使命」をうたう同僚教師ユン・ソジュ(キム・ヒョジン)はまた違った意味の難関。
ソジュも電話終礼はしないが、教え子にたかられ、ついには家出まで敢行する彼の存在が目障りなのは同じ。
往年こっそり遊んでいた気の強い彼女に、非行少年指導は甘んじて受けられても、非行教師(?)を直すなんてむちゃくちゃだ。
夜の文化に精通した彼と一緒に家出した教え子達を探しながら、奇妙な連帯関係を持つ彼らに尋常ではない事件が起こって・・・