あらすじ
2234番、被告人イ・シニョン(イ・ミヨン)。夫の殺害容疑で死刑宣告を受けるも、自身のためのすべての弁護を拒否し、死を待っていた人のように平穏だった。
弁護士ソ・ジュナ(パク・シニャン)。出世の道が保証されている海外演習を待つ間、イ・シニョンの控訴審国選弁護を務めた。
どの被告人とも違うシニャンの態度。彼は彼女の冷たいまなざしを忘れることができなかった。
控訴審裁判初日。突然裁判を拒否するイ・シニョン。裁判は中止となり、イ・シニョンは独房に監禁される。
ジュナは彼女の全ての事件ファイルを読み返すことにし、任されていたすべての事件を中断、海外演習も諦め、イ・シニョンの痕跡を探し奔走する。
自身のために力を尽くすジュナの姿を見て、シニョンは少しずつ彼を見ていられなくなった。ジュナの努力で控訴審は無罪判決となり、冷たい刑務所の外、日差しが降り注ぐ南海で初めて弁護士と被告人ではない、男として、女としての時間を過ごす。
「本当に殺したのならば、殺したと言ってください。そうしたら僕が諦めますから」
大法廷、控訴審破棄が決定し、再び裁判は始まる…