あらすじ
「私ももう疲れた。ご飯よりも、もっと花が必要な人生を生きたい。」 出生の秘密を知らぬまま【私ではない私】として過ごしてきたアン・ジンジン 27歳 (ソ・ユジン)。数年間勤めた出版社が潰れると、しばらくフリーターとして過ごすが、叔父のコネでフード専門ケーブル放送 【リビングフード】に入社する。
酒飲みで無力な父、わんぱくな弟、 生活力は高いが浪漫とは程遠い母の間に育ったジンジンは、母と双子だが全く違う叔母に、幼い頃から憧れている。
一卵性双生児である母と叔母との人生が、天と地ほど違う事に対して人生の矛盾を感じているジンジンは、その理由がまさに結婚の選択であったと考えている。
その思いが強すぎるあまりに、条件が違う2人の男性。「育っていく子供達に夢と想像力を与える絵を描くのが夢」という小さな屋上部屋でジンジンとの幸せを夢見る、貧しい男。キム・ジャンウと、「僕が全部準備するから、あなたは美しく笑っていればOKです」という【リビングフード】の企画室チーム長で、エリートコースを歩んできた秀才タイプの男、ナ・ヨンギュの間で迷いはじめる。
二人の魅力的な男性の間で悩むジンジンは、どちらの男性を選択するのだろうか・・・
そしてジンジンの出生の秘密とは・・・!?
『その女の選択』はそんな「結婚の両面性」を的確に描いた物語だ。